Basketball Superstars’ Top 40 Plays

 

 

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40, Herbert

Beautiful parabola jumper

XY15-16レギュラーシーズンでのプレイ。第4クォーター残り1秒で同点の場面。セルティックスはインバウンズパスからの勝利を狙っていた。パスを受けるためにスクリーンを巧みに利用して走り抜け、トップでボールを受けたHerbertは、そのままフェイダウェイのスリーポイントシュートを放った。身体をクエスチョンマークのように折りたたんでシュートされたボールは美しい弧を描き、リングの中心を見事に通過し、ネットを揺らした。

 

 

 

39, Alex

In your head tomahawk

XY10-11レギュラーシーズンでのプレイ。このゲーム序盤で流れを掴み、さらにリードを引き離したいサンズは、左ポストのAlexにボールを託す。Alex唯一無二の必殺ムーブであるトマホークフックを恐れたマークマンが、間合いを詰めたのを確認したAlexは、スピンムーブでディフェンスを置き去りにすると、果敢にもヘルプに挑んだ相手パワーフォワードの頭越しに、リングが折れそうになるほど強烈なレフトハンドダンクを叩き込んだ。

 

 

 

38, Khan

Between the legs twice in the air

XY12-13レギュラーシーズンでのプレイ。楽勝ムードの漂うブルズは、このゲームの鍵を握ったファーストブレイクのチャンスを再び掴んでいた。流れるようにパスが繋がり、Khanはワンマンフリーに。リング下で体操競技のように見事な踏切を見せたKhanは、空中でレッグスルーすると、さらに反対方向に再びレッグスルーして見せた。そのまま左手でダンクを叩き込むと、普段クールなKhanもファンに手を振ってアピールした。

 

 

 

37, Corey

Double tunnel penetrate pass

NBAファイナルXX92、ゲーム4でのプレイ。レイカーズが着実にリードを広げていたゲーム最終盤で、Coreyがボールを持った。セカンドブレイクでマークマンと1on1になり、そのままポストアップするとその瞬間、なんと自分の股とマークマンの股を同時に抜くバウンドパスを繰り出した。そこにJimmyが走り込み、ボールをキャッチすると豪快なダンクを叩き込んだ。Jimmyとの絶妙のコンビネーションを、まざまざと見せつけたプレイであった。

 

 

 

36, Billie

Cyclone beam pass

XY06-07レギュラーシーズンでのプレイ。好調を維持していたリンクスはこのゲームも勝利を狙う。第1クォーター、トップでボールを持ったBillieはドリブルを始めた。2回目のドリブルをついた瞬間、Billieは右手に持っていたボールを、サイドスローでリング下に投げ込んだ。すると、チームメイトのセンターが完璧なタイミングでボールをキャッチし、イージーバスケットを決めた。Billieは腕を振り抜いた勢いで1回転すると、笑顔でバックコートに戻った。

 

 

 

35, Ibn

Around the world put back

XY18-19レギュラーシーズンでのプレイ。このゲーム最初のサンズオフェンスで、Ciprianoがトップからミドルシュートを放つが、リングに嫌われてしまう。すると、Ibnは猛然とリバウンドに走り込み、右手1本でボールをキャッチ。ボールを両手でがっちりとホールドし直し、そのまま着地せずに、左手でダンクを決めて見せた。プットバックからでも空中でボールを操作する余裕のある、Ibnの身体能力ならではのプレイであった。

 

 

 

34, Jason

Both hands dunk together with blocker’s arm

XY13-14レギュラーシーズンでのプレイ。このゲーム徐々に点差を詰めていたブルズ、第4クォーター残り8分に、Jasonがミドルポストで1on1を開始する。ミドルシュートフェイクからディフェンスを抜いたJasonは、待ち構える相手センターの上から、ボースハンドのイン・ユア・フェイスを狙う。腕同士の接触があった瞬間にファウルコールが鳴ったが、Jasonはなんと、その相手センターの腕ごとリングに叩きつけて見せた。Jasonの超級のパワーが明らかになったプレイであった。

 

 

 

33, Bob

Dominant big claw

XY05-06シーズンのプレイオフファーストラウンド、ゲーム3でのプレイ。このシリーズ圧倒的な力を見せていたニックスは、このゲームでも勝利を手にしようとしていた。ここで、ポストアップしたBobはさらなる追加点を狙う。高速のスピンターンで相手ディフェンスを払いのけると、ライトハンドで豪快なダンクを叩きつけた。そのスラムダンクの激しさは、バスケットリングそのものが、フロアからずれてしまうほどであった。

 

 

 

32, Tyson

The backboard crasher

XY07-08シーズンのプレイオフファーストラウンド、ゲーム2でのプレイ。リング下でポジションを取り、完全フリーの状態でボールを受けたTysonは、ライトハンドダンクを狙う。フルスピードでダンクを決めたTysonであったが、あまりのパワーにバックボードは破裂し、粉々に砕け散ってしまった。ゲームは一時中断し、プレイオフの時期にルーキーがバックボードを破壊したという衝撃の事実は、一瞬でリーグを駆け巡った。

 

 

 

31, Corey

Sunset from downtown of Las Vegas

XX83-84レギュラーシーズンでのプレイ。このゲーム、第2クォーターで2人のスコアラーが故障退場したレイカーズは、チーム一丸となって粘り強くゲームを運んでいた。第4クォーター残り6秒の場面。リバウンドを取ったのはCoreyで、この時点で点差は0であった。追いすがるディフェンスを振り切りながらコートを駆け抜けると、スリーポイントラインから3フィートほど離れた位置からクイックモーションでシュートを放ち、見事な決勝ブザービーターを決めて見せた。

 

 

 

30, Billie

Magical fantasy helicopter scoop

XY16-17レギュラーシーズンでのプレイ。圧倒的な力の差を見せつけたゲームの第4クォーター残り4分の場面。Billieはドライブして簡単なレイアップを狙う。しかし、相手センターとマークマンが2人懸かりでイージーバスケットを阻止しようとしてきた。すると、Billieは空中でダブルクラッチしてマークマンを回避し、クラッチしたまま、アーチをかけたスクープショットを放った。相手センターのブロックをあざ笑うかのようにゆっくりと舞ったボールは、リングの中心に鮮やかに落ちていった。瞬時の状況判断に加え、難しいプレイを簡単にこなす身体能力とテクニックをもったBillieの魅力を、改めて思い知らされるプレイであった。

 

 

 

29, Bob

Legend of dream shake

XY07-08シーズン、セルティックスとのカンファレンスファイナル、ゲーム1でのプレイ。第1クォーター、ニックス最初のオフェンスで左ローポストのBobにボールが入る。マッチアップはもちろん、Tysonである。Bobはまず背中越し左側にドリブルを開始、右側にロールターンし、リングと正対してシュートを狙う。しかしTysonも見事なディフェンスを見せる。Bobはそれをフェイクにして左脇に潜り込もうとするが、これも抑え込まれてしまう。すると、Bobはボールを腰の周りで回転させ、Tysonの死角から左手でボールを出し、ノージャンプでバンクショットを決めた。何が起こったのか分からないといった様子のTysonを尻目に、Bobは3連覇への手応えを掴んだ。

 

 

 

28, Steve & Ryudai

Black hole trap

XY12-13シーズンのプレイオフセカンドラウンド、ゲーム1でのプレイ。第2クォーター終盤、フルコートプレスからマークマンのボールをトラップしたSteveはボールを追い、サイドライン際に相手ガードを追い込んだ。それを見たRyudaiは、瞬時にピンチディフェンスへ入り、2人はセンターライン近くでボールマンを完全に取り囲んだ。Steveが2回トラップしてドリブルを中断させ、苦し紛れのパスをRyudaiがティップすると、あっという間に8秒バイオレーションのコールが鳴り響き、レイカーズは流れを掴んだ。Steveが当時ルーキーであったRyudaiを信頼し、そのチームディフェンスの巧みさと、冷静な判断力を認めたプレイでもあった。

 

 

 

27, Herbert

Sensible timing from downtown

NBAファイナルXY20、ゲーム3、セルティックスは1点差を追っていた。第4クォーター残り2秒の場面。ボールがインバウンズパスされる前に、Tysonのスクリーンを使いながら、ステップワークでマークマンを転倒させたHerbertは、完全にフリーの状態でボールを受けた。ボールを受ける際に膝を曲げ、完璧なシュートタイミングを自らクリエイトしたHerbertが美しいシュートを放つと、ボールは虹の様なアーチを描き、リングに触れることなくネットを揺らした。全世界のシューターが見習うべき、美しいフォロースルーを見せたHerbertは、アウェーで控えめなポーズを決めた。

 

 

 

26, Khan

Hunting of craziest cheetah

XY17-18レギュラーシーズン、レイカーズとのゲームでのプレイ。第1クォーター終盤の場面。ローポストでボールを持ったJasonは1on1を開始しようとした。この際、トップではKhanSteveのマークを振り切り、オープンスペースに走り込んでいた。Jasonが絶妙なタイミングでロブパスを上げると、Khanは空中でボールを掴み、左手1本で豪快なワンハンドダンクを決めて見せた。しかも、追いすがるSteveを吹き飛ばし、ボーナススローを得ながらである。このシーズンにKhanは、Steveが11年連続で獲得していたアシスト王とスティール王のアワードを奪った。確実に自分の領域までKhanが近づいていることを、Steveが思い知ったプレイであった。

 

 

 

25, Alex

Hoop guardian diamond arms

XY16-17シーズンのレイカーズとのカンファレンスファイナル、ゲーム7でのプレイ。レイカーズの超長期王朝に潰され続けていたサンズは、リベンジの最大のチャンスを得ていた。第4クォーター残り5分でサンズが10点リードの場面。勢いは大量得点差を巻き返したレイカーズにあった。何度かスティールが続き、リング下のAlexGatsBy Eが完全な1on1の状況となった。GatsBy EAlexを越えてのスラムダンクを狙って離陸する。滞空時間が尋常でなく長いGatsBy Eよりも遅れてブロックに跳んだAlexは、完璧なタイミングでGatsBy Eのダンクに向かい、身体ごとリングに押し込もうとするかのようなGatsBy Eのパワーにも、なんとか全身で耐えて見せた。このプレイが反撃の芽を摘み、ファイナルへの切符を呼び込んだ。

 

 

 

24, Cipriano

Moon sault reverse boom

XY10-11レギュラーシーズンでのプレイ。完全にフリーの状態となり、ワンマンファーストブレイクのチャンスを得たCiprianoは、カメラマンたちが続々とシャッターに手をかける中でリングに向かった。Ciprianoは一旦エンドライン沿いまで沈むと、そこからリング横に向かって加速し、力強いステップを切った。前屈みになるようにして身体を小さくすると、空中でクラッチしたボールはなんと、股を越えて背中側まで突き出ていた。腕がいっぱいに伸び切った次の瞬間には、巨大な弧を描くダブルパンプ・リバースダンクを叩き込んで見せた。このダンクの写真は多くの雑誌に掲載され、スポーツ界の優秀写真賞も多く受賞した。

 

 

 

23, Jason

Huge axe slam jammer

XY17-18レギュラーシーズンでのプレイ。ロースコアゲームのまま前半終了間際の場面。Khanのスティールから、ブルズはファーストブレイクのチャンスを得た。そこに、敵地ファンとメディアから根も葉もない下劣な侮辱を受け続けた上に、このゲーム絶不調で散々なトラッシュトークを浴びせられ、フラストレーションが溜まりに溜まったJasonが走り込む。Khanがタイミング良くボードに当てたロブパスを送ると、それをキャッチしたJasonは、全てのフラストレーションをぶちまけるように、リングに強烈なボースハンドダンクを叩きつけた。ハーフタイムのブザーが鳴る中、オランウータンのようにリングにぶら下がり、轟音を立てて着地したJasonは、怒りに任せた自らのダンクを反省するかのように、早々とロッカールームに戻った。

 

 

 

22, Ryudai

Break open the triumphal arch

XY13-14シーズン、サンズとのカンファレンスファイナル、ゲーム2、第4クォーターでのプレイ。GatsBy Eがファウルアウトとなり、絶体絶命のレイカーズは、残り1分半で4点差にまで追い込まれていた。この時ボールを持ったRyudaiもひどい高熱にうなされており、第2クォーターには足首を激しく捻挫していた。しかし、そんな状態の中でも、力を振り絞ってミドルラインをドライブし、ダンクを狙った。何が何でも追いつきたいサンズも、AlexIbnの2人懸かりで止めにかかった。2人にボールを触れられたが、間一髪ブロックを回避したRyudaiはしっかりとワンハンドダンクを叩き込み、その後の勝利を引き寄せた。この限界を越えた状態でのダンクが、4連覇への勢いをつけたのは言うまでもない。

 

 

 

21, Ibn

Thunder fire bird

XY13-14レギュラーシーズンでのプレイ。大差をつけた第3クォーターの場面。リバウンドを取ったAlexからCiprianoへと、流れるようにパスが繋がる。そして、チェックに跳んだ後にエンドラインの向こう側からオープンスペースへと突っ込んだIbnへとボールが繋がった。Ibnは、コート外からの長距離助走の勢いを維持しながら左手でボールを掴むと、そのまま左腕を大きく振ってランニングジャンプし、高角度のトマホークダンクを決めて見せた。Ibnが踏み切ったその位置は、なんとフリースローラインからIbnのシューズ3足分以上も後方であった。センター級の高身長、驚異的ウイングスパン、スポーツ史上屈指のジャンプ力をもつ、Ibnだからこそ可能な超絶ダンクであった。

 

 

 

20, Cipriano

Exert all powers on spiking

XY11-12シーズンのプレイオフファーストラウンド、ゲーム4でのプレイ。スウィープが目前となり、ショータイムの時間に入った第4クォーターの場面。サンズのガードが、スティールからファーストブレイクに入った。ディフェンスも懸命に追いすがり、何とかレイアップに指1本触れることに成功する。リングの根元に当たって弾かれたボールに、セカンドラインから走り込んだCiprianoが跳びかかる。両腕を風車のように使って大きく反動をつけ、体操競技のような跳び方で、まるでトランポリンを使ったかのように跳躍すると、バレーボールのスパイクのように身体全体をしならせて一気に折りたたみ、全身全霊を込めた右手でボールを叩きつけた。バレーボールでもめったに見られない強烈なスパイクを受けたボールはリングをくぐり、サンズベンチは狂喜乱舞の状態となった。

 

 

 

19, Billie

Dunking Venus has elegant wing

WNBAファイナルXY13、ゲーム4、リンクスがチャンピオンに大手をかけていたゲームの、第3クォーター残り4分でのプレイ。リンクスはリードしていたものの、なかなかその差を広げられないでいた。そんな中、ボールをトラップしたBillieは、左レーンをロングストライドのドリブルで駆け抜ける。リング左側から離陸してのレイアップシュートを試みたが、ディフェンスも懸命にBillieを止めようとした。すると跳び上がったBillieは、レイアップを狙っていた右手首を逆側に向けると、なんとワンハンドダンクの体勢に入る。かなりぎりぎりであったがしっかりとダンクを決めると、勢い余って受け身を取るようにして着地した。このプレイの勢いそのままに、そこからみるみる点差を広げたリンクスは、スウィープでリングを獲得した。身長わずか173cmの女性が、豪快なダンクを叩き込むという信じられないプレイは、連日ニュースで取り上げられた。

 

 

 

18, Khan

Shining circus free style big air

XY13-14レギュラーシーズンでのプレイ。ブルズがこのゲームかなりの大量リードを維持し、危なげない勝利を掴もうとしていた第4クォーターの場面。相手がファンブルしたボールを奪ったKhanは、完全フリーの状態になった。シカゴファンの期待が高まる中、Khanは体操競技のように見事な踏切を見せた。空中で一旦ボールを下げると、Khanはそのボールを脚の間に通してレッグスルーし、同じ動きを逆方向にもう1回繰り返した。ダブルレッグスルーを見せた後、なんとKhanはもう1回、最初と同じ方向へのレッグスルーを繰り出し、そのままリング下をくぐり抜けてのリバースショットを決めて見せた。トリプル・レッグスルー・リバースレイアップである。シカゴの観客は初めて見たムーブに驚きを隠せなかった。相手チームのプレイヤーたちですら声をかけるほどの美しいプレイを決めたKhanは、この日最高の輝きをシカゴの街に放った。

 

 

 

17, Steve

Dog comes with pedigree obeys finishers

XY10-11シーズンのカンファレンスファイナル、ゲーム5、勝てば3回目のファイナル挑戦チャンスを得られるゲームでのプレイ。第4クォーター、レイカーズの勝利が決定的となった場面。トップでボールを持ったSteveはドライブをしようとしたが、マークマンの手にボールが引っかかってファンブルし、エンドコーナーに追い詰められてしまう。ここぞとばかりに相手プレイヤーたちもトリプルチームをぶつけてきた。すると、後ろ向きにエンドコーナーまで追い詰められていたSteveは、そのままコート外にジャンプしながら、強烈なスピンをかけたノールック・ビハインド・ザ・バックパスを繰り出した。そのパスはトップ・オブ・ザ・キーで1回バウンドすると、急激にコースを変更し、フリースローライン辺りで2回目のバウンドをすると、なんとリング下のGatsBy Eの手元に。まるで生命をもったかのようなボールを受けたGatsBy Eは、その後の5連覇を暗示するような、豪快なウィンドミルを披露した。

 

 

 

16, Cipriano

High fly & high fly burst boooom !!

XY14-15レギュラーシーズンのブルズとの開幕戦、ゲーム開始わずか30秒、0対0の場面でのプレイ。リバウンドを取ったCiprianoは、オフに蓄えた元気そのままにリングに突入した。中央を突破すると、ブルズのJasonが待ち構えるリング下に猛然と突っ込み、Jasonの上からイン・ユア・フェイスを狙った。Ciprianoとリングの一直線上を完全に塞いだJasonであったが、Ciprianoは構わず突進し、ランニングジャンプでスーパーボールのように跳ね上がった。Ciprianoは猛スピードで空中のJasonに接触すると、まるで事故に遭ったかのように、さらなる上空に跳ね跳ぶ。リングを楽々と見下ろすほどの、とんでもない高度にまで到達したことには、Cipriano自身が最も驚いた顔をしていたが、そのまましっかりと豪快なライトハンドダンクでフィニッシュした。アリーナはけたたましい大歓声に包まれ、その後スクリーンに空中でのCiprianoの顔が映し出されると、それ以上の大爆笑に包まれた。

 

 

 

15, Alex

Invincible lefty makes profound obeisance for blockers

XY14-15レギュラーシーズンのニックスとのゲーム、一進一退の攻防が続いた第2クォーターでのプレイ。右ローポストでボールを持ったAlexに、Bobがマッチアップする。圧倒的なパワーとサイズからは想像できないスピードをもつBob相手では、簡単にリング下に侵入できないことを分かっていたAlexは、ドリブルから中央側にターンし、必殺のトマホークフックシュートを狙った。そのままトマホークフックを放っても軽々と止めるであろうBobを相手に、Alexはターンアラウンドにフェイダウェイを組み合わせ、さらにフローター気味のトマホークフックを繰り出した。放たれたボールは見事にネットを揺らし、Bobのブロックは空を切った。憧れの超級レジェンドセンターBobのディフェンスに対する、Alexの敬意がこもったプレイであった。

 

 

 

14, Chris

Never never give up basketball count

NBAファイナルXY06、ゲーム3、ニックスが大量リードしていた第4クォーターでのプレイ。左サイドでボールを持ったChrisはベースライン側にドライブを敢行する。マークマンを振り切ると、一矢報いたい相手ディフェンスのインサイド陣が、目の色を変えてChrisを止めにかかった。ダンクに跳んだChrisに2人懸かりでしがみつき、1人は身体全体を押さえつけ、もう1人は腕を引っ張るなどの、かなり危険なファウルがなされた。その中でも、ボールを何度もクラッチして守り切ったChrisは、着地ぎりぎりで手首を強くスナップさせ、リバースショットを狙った。ファウルコールが鳴り響く中、強いスピンがかかったボールは、バックボードに当たって見事にリングを通過した。2人のプレイヤーは即退場を食らったが、それで守れたものは皆無であり、ボーナススローまで与えてしまった。

 

 

 

13, Jason

Final attack by great dinosaurs

XY22-23シーズンのカンファレンスファイナル、勝者がファイナリストとなるゲーム7、第4クォーターに飛び出たプレイ。緊迫したゲーム展開の中、残り58秒の場面。Khanはオフェンスをコントロールし、ハイポストでポストアップしたJasonの裏に抜ける、見事なパスを送る。ボールを受け取ったJasonは、自身ならではの力強い2ステップを踏むと、宙に跳び上がった。ボースハンドダンクを狙い、ボールを背中につけながら振りかぶったJasonに、果敢にもマークマンがブロックを試みると、マークマンの手が背中についたボールに少し触れた。それを察知したJasonは、マークマンの手が弾かれて飛んでいきそうなほどの勢いで両手を振り抜き、とてつもなく豪快なボースハンドダンクを叩き込んだ。ファウルコールの後、リードを7点に拡大させたJasonがフリースローラインに立つと、シカゴのアリーナは異常なほどの熱気に包まれた。

 

 

 

12, Corey

Nice pass very best moment catch & finish

NBAファイナルXX88、ゲーム5、オーバータイムでのプレイ。ロースコアゲームの第4クォーター残り22秒、同点の場面。インバウンズパスを受けたCoreyは、トップでドリブルしながらチャンスを待った。残り時間10秒を切ったその瞬間、Coreyは中央を切り裂くようにドライブし、レイアップを狙った。しかし、ディフェンスもオールカバーで潰しにかかる。その瞬間、Coreyは右腕を鞭のようにしならせると、リングの高さほどまで浮き上がるビハインド・ザ・バックパスを繰り出した。すると、そこに完全フリーの状態となっていたJimmyが走り込み、有り余るパワーに溢れたワンハンド・アリウープを、閃光のような速さで叩き込んだ。レフェリーたちが、ダンクされたボールが時間内にリングをくぐったことを確認すると、アリーナにはレイカーズの3連覇を告げる音楽と、詰めかけたファンたちによる大合唱がこだました。

 

 

 

11, Ryudai

Orange travelling between heaven and hell

XY14-15レギュラーシーズンのセルティックスとのゲーム、序盤でのプレイ。右サイドから中央をドライブで突破し、左手でのレイアップを狙ったRyudaiに、セルティックスのセンター、Tysonが迫る。ブロックを回避するためにシュートにループをかけたRyudaiだったが、Tysonに豪快にブロックされてしまう。Ryudaiはそのボールを再度掴むと、その場で高いアーチをかけたフックシュートを狙う。しかし、これもTysonの指先がボールに触れ、ブロックされてしまった。ショットクロックの残り時間が迫る中、再々度ボールを受けたRyudaiは素早くドライブすると、先ほどより軽く2倍は高いアーチを描く、渾身のフローターショットを放った。Tysonが懸命に伸ばした腕を軽々と越え、ボールはリングに突き刺さった。アリーナは大きくどよめき、Ryudaiの負けず嫌い精神を讃える、賞賛の拍手が鳴り響いた。

 

 

 

10, Ibn

Falcon arrow from flying sky tree on the mountain

XY16-17レギュラーシーズンのニックスとのゲーム、一進一退の攻防が続いていた第3クォーター残り2分でのプレイ。右ミドルポストで、AlexBobとの1on1に挑んだ。この時、スリーポイントライン外にいたIbnは、ショルダーフェイクでマークマンを振り切ると、怒涛の勢いでエルボーを通り、左サイドのリング下に突入した。そこにAlexが完璧なタイミングでノールックパスを送り込む。Ibnはボールをキャッチすると、ランニングジャンプで空に吸い上げられるように高くジャンプした。不意を突かれたBobもブロックに跳び、ダンクのコースを塞ぎにかかる。しかし、Ibnは完全に塞がれたと思われたコースの横側から、左腕を高速で大きく旋回させ、ボールをリングの中心に豪速球で投げつけた。そのあまりのスピードにネットは伸びたかのように跳ね上がり、そのまま切れて飛んでいってしまいそうであった。

 

このシーズン、IbnはシーズンとファイナルのMVPを同時受賞するなど、さらに大きく成長したが、Bobを相手に決めたこのダンクによって得た自信が、それらを後押ししていたことは間違いない。

 

 

 

09, Herbert

Making mirage screen for freedom for 3

NBAファイナルXY10、ゲーム1、セルティックスが2点差でレイカーズにリードされていた残り時間20秒でのプレイ。インバウンドされたボールをポイントガードが受け取り、左サイドのHerbertにボールを渡そうとするが、厳しい密着マークがそれを阻む。Herbertは右サイドに移ったが、残り時間はわずか6秒だった。Herbertは左サイドに向かって、ルートにいる全てのプレイヤーをスクリーンにしながら全力で駆け出した。相手チームのレイカーズのプレイヤーまでもが、マークマンのスクリーンになるようにルートを調整しながらである。コート上のプレイヤーを操っているかのように抜け出し、完全なフリーの状態になると、残り1秒でボールを受けた。そこから振り向きざまに、信じられないクイックモーションでシュートすると、ボールは虹の上を通るようにしてリングに吸い込まれた。セルティックスの大勝利である。

 

勝利を呼び込んだHerbertは当時ルーキーであった。掴みかけた勝利が転がり落ちたレイカーズの落胆はすさまじく、セルティックスはそのままスウィープで連覇を成し遂げた。

 

 

 

08, Bob

Burning gigant hammer

XY21-22シーズン、セルティックスとニックスによるカンファレンスファイナル、勝利したチームがファイナルに駒を進めるゲーム7でのプレイ。6点差でニックスリードの場面。セルティックスのガードからボールをスティールしたChrisがコートを駆け上がり、それをセルティックスのTysonが追う。Bobも後を追って猛然と走った。ダンクを試みたChrisだったが、Tysonも全力で止めにかかる。Tysonがブロックにジャンプするのを確認したChrisは、ボールをクラッチしてBobにパス、ボールを受け取ったBobは、着地して振り返ったTysonの頭越しに、力任せのライトハンド・トマホークを叩きつけた。

 

このシーズンでの引退を決めていたBobはキャリア晩年、経験を生かした技巧派スタイルのプレイが目立ち、ハンマーダンクと呼ばれたトマホークダンクはなりを潜めていた。しかし、このダンクには、キャリア晩年の全てのパワーが集結したと思うほどの、超然たる熱情が込められていた。また、長年しのぎを削った後輩Tysonへの、愛がこもったメッセージでもあった。

 

 

 

07, Chris

Great technical move will go down in the history of basketball

NBAファイナルXY08、ゲーム3、このゲームを1勝1敗で迎えたニックスは、何としても勝利したいところだった。スコアは同点のまま、第4クォーター残り9秒、Chrisは右サイドでボールを持ち、コービーフェイクを使いながらベースライン側にドライブを開始した。しかし、相手のチームディフェンスは、Chrisの予想以上に素晴らしかった。粘り強くディフェンスしてきたマークマンと相手センターのヘルプによって、Chrisはエンドラインに追い込まれてしまう。その瞬間、Chrisはなんと、右手でビハインド・バックをして相手センターの股にボールを通し、自身はエンドラインを踏まないように、相手センターの左脚を跳び越えた。ボールを受けると、リング下で完全フリーの状態となり、ゲーム終了のブザーが鳴るのと同時に、右手での美しいワンハンド・リバースダンクを叩き込んだ。ニックスの大勝利を呼び込んだのである。

 

相手ディフェンスの動きを読んだ天才的判断力と運動能力、一瞬のひらめき、クラッチタイムでの勝負強さなど、Chrisの総合力の高さを改めて思い知るプレイであった。

 

 

 

06, Tyson

Giant tornado swing F10+α to back stop unit

XY08-09レギュラーシーズンでのプレイ。右リング下でボールを受けたTysonは、左にターンしてディフェンスを回避し、リング真下に入った。そこから180度回転しつつ、大きく振りかぶってのボースハンドダンクを、リング正面に叩きつけた。しかし、ただでさえ怪物的パワーをもったTysonがフルパワーでダンクをした上に、大巨体が振り返りながらぶら下がるという、想像を絶する恐ろしい遠心力がバスケットリング全体にかかった結果、バスケットリングの支柱が完全に破壊されてしまった。過去にもパワーに溢れたプレイヤーたちによって破壊された経験を生かし、大幅に強化されたはずのNBA規格のバスケットリングだが、それが見るも無残にへし折られるという、驚愕の衝撃シーンが世界中のスポーツファンに知れ渡った。

 

このあまりに予想外の出来事に、Tysonもスリップしてコートに叩きつけられ、コートに投げ出されたバックボードも、まるで花火のように粉々に砕け散ってしまった。その影響で投げ出されてしまったリングは、逆サイドのエンドラインにまで、漂流するかのように滑っていった。

 

 

 

05, GatsBy E

Big bang put back

XY10-11シーズン最終戦、クワドルプルオーバータイムにもつれ込んだゲームの決勝点であり、GatsBy Eの個人ハイスコアを記録したプレイ。4回目のオーバータイム残り15秒、レイカーズ3点リードの場面。レイカーズのセカンドブレイクからダンクのチャンスが生まれた。しかし、ディフェンダーのチェックにより、このプレイヤーはダンクを大きく外してしまう。そこにSteveが走り込み、リバウンドを取ろうとしたが、大きく弾かれたボールを掴むことができず、強引にリングに投げつけることしかできなかった。さらに大きく弾かれたボールに、ランニングジャンプで跳びかかったのがGatsBy Eであった。身体を「C」の字に反らせるようにして両手でボールを掴むと、爆発的パワーを秘めた強靭な上半身を生かし、一瞬のうちにリングに叩き込み、ファウルコールを聞いた。

 

一連のプレイに絡んだプレイヤーたち、自身を止めに挑んだディフェンダーたちをカメラ席のさらに向こうに薙ぎ倒しながら、GatsBy Eは激しく振動するリングに延々長々とぶら下がり、薙ぎ倒されたプレイヤーたちがコートに戻るのを待って着地した。アリーナは一瞬静まり返り、すぐに大爆発を起こしたかのような大歓声に包まれた。

 

 

 

04, Chris

100% right side bank shot

NBAファイナルXY07、ゲーム7、勝利した方がチャンピオンとなる大舞台に、ニューヨーク・ニックスは2連覇を懸けて臨んでいた。ニックス1点ビハインドの場面。ニックスのBobがリバウンドを取り、ボールがChrisに渡った時には、残り時間14秒であった。ドリブルしていき、右サイドでのシュートを狙うChrisだったが、ディフェンスももちろん総懸かりで止めにかかる。その中でも巧みなクロスオーバーとロールターンでディフェンスを振り切ると、身体が流れながらの苦しい体勢ながらも、ジャンプシュートを放った。アリーナのファンが固唾を呑んで見つめる中、ゲーム終了のブザーを聞いたボールはバックボードに当たり、美しいバンクショットでリングに吸い込まれ、ニックスが連覇を達成することとなった。

 

入れば連覇、外せば辛いオフシーズンという、尋常でないプレッシャーがかかるシュートを成功させたChrisは、リーダーとしての責任を見事に果たし、チームメイトやスタッフ全員に飛びつかれながら最高の笑顔を見せた。

 

 

 

03, Tyson

Volcanic bomb from the Olympus for the sun

NBAファイナルXY10、ゲーム4、第4クォーターでのプレイ。セルティックスはレイカーズに大差をつけ、2連覇の瞬間を待っていた。残り時間30秒、レイカーズをショットクロックぎりぎりまで追い詰めると、ボールをファンブルしたGatsBy Eが、苦し紛れのシュートを振り向きざまに放とうとした。その時、その動きを読んだTysonは、ランニングジャンプで相手エースのシュートに襲いかかり、ボールを超渾身の力で弾き飛ばした。ボールがパンクしないという事実が不可思議なほど強くブロックされたボールは、信じられない猛スピードでコートの端まで飛んでいき、反対側のバスケットリングの高強度パーツに激突し、観客席のかなり奥深くにまで飛び込んでいった。

 

このプレイは単なるスーパープレイというだけではなく、GatsBy Eを筆頭とするレイカーズメンバーの大きなショックを、さらにさらに深めたプレイでもあった。当シーズンにおけるセルティックスの無敵ぶり、Tysonの圧倒的なパワーを十分過ぎるほどに再認識させた、スポーツ史上最もスケールの大きいディフェンシブプレイである。

 

 

 

02, GatsBy E

Back to back & threpeat buzzer beater

ロサンゼルス・レイカーズが、近代チームスポーツ史上空前絶後の5連覇を懸けて挑んだNBAファイナルXY15、ゲーム7、オーバータイム残り5秒でのプレイ。1点差でレイカーズビハインドの場面。タイムアウト後、Ryudaiがインバウンズパスを入れる。ボールを受けたGatsBy Eは、右サイドからトップに猛然とドリブルを開始し、瞬時に急ストップしてディフェンダーを振り切ると、空中高く舞い上がってジャンプシュートの体勢に入った。リングまで30フィートの位置から、美しく高いアーチのスリーポイントシュートが放たれると、ボールはリングの真上に、ネットを全く揺らすことなく突き刺さった。このあまりに劇的なブザービーターにより、レイカーズは5連覇を成し遂げることとなった。

 

ボールがリングを通過するのを確認したGatsBy Eは、そのままサイドライン中央を駆け上がると、スコアテーブルから踏み切って思い切りジャンプ、レイカーズファンのとてつもなく熱烈な視線と大歓声を浴びながら、NBA史上最も空中高くで右手を突き上げた。

 

 

 

01, Steve → GatsBy E

Toss over the nanotechnology for powerful alley oop

An infinite set of infinite possibilities

NBAファイナルXY11、ゲーム7、ダブルオーバータイム残り時間6秒でのプレイ。同点の場面。GatsBy Eが相手プレイヤーのドリブルをトラップし、転がったボールをSteveが奪うと、相手ディフェンスがいないフロントコートを駆け上がり、ポイントに両手でトスを上げる。そこにGatsBy Eが走り込むと、左脚が爆発するかのようなランニングジャンプを見せた。そこから身体を大きく反らし、右腕が伸びたかのようにボールを掴むと、ゲーム終了のブザーが鳴るのと同時に、幻影の幻影も残らないほどのスピード、パワー、テクニックでリングに叩きつけた。リングを通過した後にコートでバウンドしたボールが、ショットクロック上に設置されたカメラの遥か上空にまで跳ね上がった。(このため、どのアングルのカメラにも人々の記憶にも、跳ね上がったボールがどこまで到達したか確認できる映像が残っていない。さらに本当に不思議なことに、ボールの下降を目撃した人すら皆無であり、ボールの行方も分からないままである。)ブザーが鳴り響いた後、大咆哮するGatsBy Eに、Steveが大絶叫しながら飛びついた瞬間には、アリーナ内のファンのみならず、近隣のスポーツバーやイベント会場でも数々の超大絶叫がこだました。後に「史上最も騒がしかった夜」と伝えられることになる。

 

このゲームの翌日、Michaelがインタビューで残したコメントによって、このプレイが「An infinite set of infinite possibilities(無限の可能性の無限集合)」と表現されるようになった。Leonardoはこの表現を切り口に、超発展的な独自の思考・判断・表現、アウトプットを試みている。

 

 

And more

Herbert

XY12-13レギュラーシーズンでのプレイ。ファーストブレイクで完全フリーの状態になると、ダンクを狙って加速し、両脚での力強いステップを踏んだ。フリーの状態なら、力を抜いたレイアップでフィニッシュすることもあるHerbertであるが、このゲームでは何かが違った。空中で右腕を弓のように伸ばすと、そのキャリアで唯一の豪快なトマホークダンクを叩き込んだ。

 

高校3年生時、選手権大会決勝でのプレイ。残り8秒で2点ビハインドの場面。リバウンドを取ってコートを駆け抜けると、マークマンと1on1の状態になった。トップから左方向へのドライブを敢行した瞬間、ステップバックしてスリーポイントシュートの体勢に入る。ヘルプマンがブロックに跳んできたが、Herbertがしっかりと最高到達点でシュートを放つと、鮮やかに舞ったボールはリングの中心へと落ちていった。この瞬間、そこにはヨーロッパの高校チャンピオンメンバーにして最高のプレイヤーが誕生した。

 

 

 

Jason

XY17-18レギュラーシーズンでのプレイ。ファーストブレイクのチャンスで、ダンクを狙ってステップを踏んだが、その途中でラフなファウルを受けてしまう。しかし、フリースローラインからシューズ1足分ほど入った位置から強引に踏み切ると、豪快なボースハンドダンクを叩き込んだ。その勢いのままリングにぶら下がり、身体がコートと平行になると、そのまま振り子のようにして、自身が踏み切った位置に着地して見せた。

 

XY19-20レギュラーシーズンでのプレイ。左ポストでボールを受け取り、1on1から右側にドライブを敢行したJasonは、一瞬でボースハンドダンクの体勢に入った。しかし、相手ディフェンスも懸命にスナップを狙い、結果としてJasonの腕に激しいファウルを見舞ってしまう。その影響でJasonはジャンプ後、ボールを空中で離してしまった。それでもJasonは、離してしまったボールを空中で瞬時にキャッチすると、一瞬で強烈なボースハンドダンクを炸裂させ、ボーナススローを獲得して見せた。

 

 

 

Alex

XY18-19レギュラーシーズンでのプレイ。残り1秒で3点ビハインドの場面。CiprianoIbnへとボールをインバウンドしようとしたが、Ibnへは非常に激しいディフェンスが襲いかかる。そこで瞬時に状況判断したAlexは、スリーポイントライン外へとトップスピードで移動し、Ciprianoからのパスを受けた。なんとその場から、左腕を旋回させてトマホークフックを繰り出すと、低いアーチのスリーポイントはリングの中心に突き刺さった。このプレイによりサンズはオーバータイムへの切符を獲得し、そのまま余裕の勝利を手にすることとなった。

 

高校2年生時のプレイ。チームメイトが放ったジャンプシュートが、リング手前に弾かれた。この時、Alexは相手センターとパワーフォワードが縦に並んだその後ろに位置し、リバウンドを掴むことは不可能と思われるポジションに位置していた。しかし、リバウンドに対して懸命に左腕を伸ばすと、何とかボールをキャッチ、そのまま豪快なプットバックを、2人のプレイヤーの後頭部越しに叩きつけて見せた。

 

 

 

Bob

NBAファイナルXY08、ゲーム1でのプレイ。残り5秒で1点ビハインドの場面。ミドルポストで素早くポストアップし、Chrisからのフックパスを受け取ると、その瞬間、高速のスピンムーブでマークマンを振り切り、フックシュート気味のバンクショットを放った。Bobの指を離れたボールがブザーと同時にリングを通過すると、アリーナには歓声の爆発が巻き起こり、ニックスはスリーピートに向けて最高のスタートを切った。

 

大学1年生時、NCAAファイナルでのプレイ。オーバータイム、残り時間6秒で同点の場面。Bobのチームメイトがリングに突っ込み、フローターショットを放った。そのショットがリングに弾かれた時、残り時間は2秒であった。リング下にいた全員がリバウンドに跳ぶ中、そのリバウンドを掴み取ったのは、やはりBobであった。リバウンドを掴んで着地すると、瞬時に連続ジャンプし、豪快かつ非常に素早いライトハンドダンクを叩き込んで見せた。この瞬間、NCAAの激闘を制したBobが渾身のポーズを決めると、大興奮で駆け寄ってきたチームメイトの輪がBobを取り囲み、非常に手荒い祝福がスタートした。

 

 

 

Steve

XY08-09レギュラーシーズンでのプレイ。トップ・オブ・ザ・キーから高速でドライブしたSteveは、相手パワーフォワードとリング下で1on1となり、その頭上にダンクを見舞おうとした。ブロッカーとの接触でファウルコールが鳴る中、Steveはライトハンドダンクを叩き込もうとしたが、さすがに接触の影響は大きく、完全なダンクでフィニッシュすることはできなかった。Steveはリングに一瞬ぶら下がって着地し、ボールの行方を見守る。すると、リングで弾んだボールは見事リング内に吸い込まれ、Steveのチャレンジはチームに最高の結果をもたらした。

 

XY08-09レギュラーシーズンでのプレイ。リバウンドを取ったチームメイトからボールを受け取ると、Steveはコート中央に向かって瞬時に左ドリブルを開始した。ディフェンスを振り切るために高速バックロールをしたが、マークマンも粘り強くディフェンスする。すると、Steveはさらに高速でバックターンし、その2回転の勢いを最大限に生かして、大きく振りかぶってのジャンピング・ライトハンド・バウンドパスを繰り出した。バスケットボール史上最速と言える弾丸スピードのパスは、リング下に走り込んだチームメイトに完璧なタイミングで渡り、イージーレイアップに繋がった。

 

 

 

Cipriano

XY12-13レギュラーシーズンでのプレイ。ボールをスティールすると、リング下に待ち構える相手センターに勝負を挑む。Ciprianoは両脚で力強く踏み切ると、なんとブロッカーを無視するかのようにレッグスルーダンクの体勢に入った。空中でブロッカーと接触するとファウルコールが鳴り響いたが、そのまま右手で完璧なレッグスルーダンクを決めた。

 

高校2年生時のプレイ。ドライブインから、屈強な相手センターへのイン・ユア・フェイスを狙った。しかし、Ciprianoがあまりに素早くジャンプをしたため、ブロックが遅れた相手センターが、Ciprianoを完全に押し上げる形でジャンプしてしまった。このため、Ciprianoは最高到達点からさらに上昇し、自分の肩よりも完全に低い位置で、ライトハンドのトマホークダンクを決めて見せた。このプレイこそが、「2段階ジャンプ」と称されるプレイの最も古いものだ。

 

 

 

Chris

XY18-19レギュラーシーズンでのプレイ。このゲーム、見事なディフェンスを見せていたChrisだったが、前半終了間際のディフェンスの際、激しい接触により右中指を脱臼してしまう。その直後のオフェンスでボールを受けたChrisは、自身らしくない強引なドライブを敢行し、左ドリブルからファウルを獲得しつつ、左手1本でワンハンドダンクを叩き込んだ。ワンスローを獲得したChrisは、左手でのフリースローを決めると、治療のためロッカールームへと向かった。

 

NBAファイナルXY08、ゲーム2でのプレイ。左コーナーから右側へと、ディフェンスを切り裂くようにドライブしたChrisは、相手センターの上からのスラムダンクを狙う。待ち構える相手センターは、Chrisより一瞬遅れてブロックに跳んだ。空中に舞ったChrisは、右腕を頭上へと一直線に伸ばし、トマホークダンクの体勢に入る。その瞬間なんと、Chrisの右肩は明らかにリングの高さを越えていた。相手ブロッカーが先に着地するのを空中でゆっくりと見届けたChrisは、美しく華麗なトマホークダンクを決めて見せた。

 

 

 

GatsBy E

XY08-09レギュラーシーズンでのプレイ。相手センターにディフェンスリバウンドを取られたが、そのプレイヤーが前を向いた瞬間に猛然と走り込み、力任せにボールを強奪すると、そのままステップを踏んでボースハンドダンクを叩き込んだ。

 

XY09-10レギュラーシーズンでのプレイ。ゲーム終盤のファーストブレイクで、Steveからの絶妙なロブパスが飛んだ。GatsBy Eは両脚でのローリングジャンプで踏み切ると、空中でほぼ1回転しながらボールをキャッチした。なんと、そのままもう1回転すると、豪快なワンハンドダンクを炸裂させて見せた。ダンク後は回転の勢いそのままに、さらに1回転強しながら着地することとなった。

 

 

 

Khan

XY14-15レギュラーシーズンでのプレイ。ファーストブレイクのチャンスで、チームメイトが上げたロブパスを両手で掴むと、とんでもない速度のレフトハンドウィンドミルを決めて見せた。そのまま左手1本でリングに2秒ほどぶら下がり、余韻を楽しむように着地した。

 

XY16-17レギュラーシーズンでのプレイ。エクスチェンジしたディフェンスをあっさりと抜き去ったKhanは、猛スピードでリングに突っ込むと、Khanと同身長の相手ポイントガードに対してイン・ユア・フェイスを狙った。相手ポイントガードは身体を伸ばし、両腕を頭上へと伸ばしてリング下に構え、チャージングの可能性に賭けた。しかし、Khanは爆発的なランニングジャンプでその両腕を跳び越えると、完璧なボースハンドダンクを決めて見せた。

 

 

 

Tyson

XY14-15レギュラーシーズンでのプレイ。相手パワーフォワードが、無謀にもTysonの上からのイン・ユア・フェイスを狙ってきた。ワンハンドダンクの体勢に入った相手パワーフォワードに対し、Tysonは猛然とブロックに跳ぶ。Tysonのライトハンドブロックがボールにジャストミートすると、ブロックされたボールはサイドライン上、2階席前列の後方まで吹き飛んでいった。

 

高校3年生時のプレイ。リングに弾かれたボールを、身体を反転させつつキャッチしたTysonは、リング真横へのボースハンド・プットバックを狙った。その瞬間、当時のTysonに迫る体重を誇った超巨体センターとリバウンドが重なり、2人が空中でボールキープしている状態となった。Tysonがそのまま両手でプットバックを炸裂させると、バスケットリングに2人の全体重がかかってしまった。その結果、バスケットリングが破壊されることになったのだが、その破壊方法は、そこに居合わせた人々の想像を凌駕するものだった。このゲームが行われた古豪高校のバスケットリングは、天井吊り下げ式であったのだが、Tysonは広範囲の天井ごとバスケットリングをもぎ取ってしまったのだ。当然、天井とコート、コート外の床に及ぶまで、とてつもない大損傷が生じた。加えて、その体育館は床から天井にかけて複雑かつ斬新なデザインであり、かなり有名な高級建築物であったため、再建には莫大な費用が注ぎ込まれたという。

 

 

 

Ryudai

XY15-16レギュラーシーズンでのプレイ。マークマンを振り切ってリングに突入すると、そこにSteveが完璧なロブパスを上げた。Ryudaiは空中でボールを掴み取ると、そのまま美し過ぎるリバース・ボースハンドダンクを決めて見せた。

 

高校1年生時、選手権大会決勝でのプレイ。残り時間16秒で1点ビハインドの場面。相手ポイントガードからボールをスティールすると、コート中央をドリブルし、トップでマークマンに背を向けた。残り時間4秒、そこから右側にドライブすると、エルボーの位置で急ストップし、美しいジャンプシュートを放つ。Ryudaiの指を離れ、きれいな放物線を描いたボールは、リングの中心へとスムーズに落ちていった。会場は埋め尽くされた観客による大歓声がこだまし、両腕を天井へと真っ直ぐに伸ばしたRyudaiは、そのまま両手を強く握り締めた。

 

 

 

Ibn

XY13-14レギュラーシーズンでのプレイ。ワンマンファーストブレイクで、右足の先がフリースローラインを踏んだ位置から、なんと両脚ジャンプで踏み切ると、空中でワンハンドダンクの体勢に入った。身体全体をしならせながら左腕を伸ばすと、そのまま一瞬でダンクを叩き込んだ。

 

XY14-15レギュラーシーズンでのプレイ。Ciprianoとのツーメンファーストブレイクから、Ibnへの低いロブパスが飛んだ。Ibnはその低いロブパスを空中で掴み取ると、そのまま左腕を頭上まで高速旋回させた。なんと、Ibnは、その腕をさらに高速で1回転させると、強烈過ぎるダブルウィンドミルを炸裂させて見せた。あまりに激しくダンクした反動により、腕がリングで強く弾かれたIbnは、身体全体を大きく反らせながら着地した。

 

 

 

Corey

XX85-86オールスターゲームでのプレイ。Jimmyとのツーメンファーストブレイクの場面。Jimmyはなんと、絶妙のタイミングでCoreyへのロブパスを上げる。多少苦笑いを浮かべたCoreyだったが、ランニングジャンプで力強く踏み切ると、右腕をしっかりと伸ばし、空中でボールを掴み取った。そのまま美しいワンハンドダンクを決めると、CoreyJimmyは、普段と真逆となるアリウープの誕生を、観客と共に盛大に祝福した。

 

XX88-89レギュラーシーズンでのプレイ。センターライン前でロングリバウンドを奪うと、全力のダッシュでマークマンを振り切ったJimmyへと、ピッチングフォームの豪速球バウンドパスを送った。サイドを横断する絶妙なパスを掴み取ったJimmyは空中で反転しつつ、リングを覗き込みながらのトマホークスラムを炸裂させた。

 

 

 

Billie

WNBAファイナルXY17、ゲーム3でのプレイ。第4クォーター残り5秒、3点ビハインドの場面。Billieはインバウンドされたボールを受け取ると、スリーポイントを狙う。残り1秒でトップからのスリーを放とうとしたが、マークマンが前のめりにブロックへと跳んだその瞬間に、巧みにマークマンと接触した。シュートこそ放てなかったが、3本のフリースローを得たBillieは、この緊張感の中、1本も落とせないフリースローへと挑む。3本のフリースローを平然と沈めたBillieは、すぐにベンチへと引き返すと、最終的に勝利したこのゲームのオーバータイムに向け、チームメイトへ激励の声をかけた。

 

WNBAファイナルXY17、ゲーム4でのプレイ。前戦に引き続きミネソタのファンが見守るこのゲーム、再びBillieのために大舞台が用意された。第4クォーター残り6秒、3点ビハインドの場面。ゲーム3の激戦を思い起こさせるこの状況で、Billieはインバウンドされたボールを掴み取ると、左コーナー付近でダブルチームを相手にした。トップ側にドリブルを開始すると、急激にコーナー側へと進路を変更し、身体が流れながらもスリーを放った。その瞬間、揺さぶられたマークマン2人が互いに接触してしまい、1人のマークマンのブロックが、Billieの右手に触れた。ファウルコールとゲーム終了のブザーを聞いたボールは、リングで5回バウンドしたが、見事にリングの中に吸い込まれた。フリースローを決めればチャンピオンという状況の中、Billieは完璧なシュートを決めると、大歓声を聞きながらコートに倒れ込み、チームメイトの手荒過ぎる祝福を受けながら、左薬指にそっと唇を重ねた。

 

 

 

Team NBA

リバウンドを取ったAlexからSteveへとパスが繋がると、ファーストブレイクに先行したKhanCiprianoGatsBy Eが集結し、ショータイムの場面が整った。Steveが軽快なステップからジャンピング・ループロブを上げると、そこにまずKhanが走り込む。華麗にジャンプしたKhanは、ボールを空中でキャッチすると一瞬でレッグスルーし、Ciprianoへとロブを繋いだ。そこに突っ込み、フルパワーの大跳躍を見せたCiprianoは、Khanのパスを空中で受け取る。そこからダブルパンプ・リバースダンクの体勢に入りつつ、空中で最高到達点に達したCiprianoは、低く構えたボールを空中高くに放り投げた。フィニッシュの瞬間が迫る中、フリースローラインから1歩踏み込んだ位置でテイクオフしたGatsBy Eは、宙高く舞ったボールを右手1本でキャッチ、そのキャリアの中でも間違いなく5本の指に入るほどの高度から、とんでもなく途方もない、超暴力的なトマホークダンクを炸裂させた。

 

 

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